ヘアカラーの正しい方法:「リタッチ(根元染め)」が大切な理由|美髪アンチエイジング専門店en.森下店
当店のお客様に多い疑問の一つが、「ヘアカラーをする際、毎回全体染めをするべきか、それともリタッチ(根元染め)だけでいいのか?」ということ。
ヘアカラーは平均1.5ヶ月~2ヶ月に1回のペースで行う方が多く、この疑問は非常に重要です。
今回は、ヘアカラーの基本中の基本、リタッチ(根元染め)が良い理由について解説します。
1. ダメージの蓄積を防ぐ
ヘアカラーは、髪の構造を変えることで色を変える施術。
そのため、避けて通れないのが「ダメージ」です。特に全体染めを繰り返すことで、髪のダメージは蓄積してしまいます。
一方、リタッチ(根元染め)では、伸びてきた部分のみを染めるため、ダメージは最小限に抑えられます。
2. ツヤの維持
髪のツヤや手触りは、ダメージの少ない健康な髪であればあるほど良くなります。
これももちろん元々の髪質によってツヤが出ずらい、手触りが気になるということもありますが、基本ダメージをすればするほどツヤなどは当然低下します。
リタッチを基本とすることで、髪全体のダメージを抑え、ツヤのある髪を維持することが可能です。
3. 色味の持続
全体染めの場合、既に染められた部分に異なる色味の再度カラーを重ねるため、色の重なりやムラが出やすくなります。
一方、リタッチでは新たに伸びてきた部分だけを染めるため、色の統一感が保たれやすいです。
4. 広がりの抑制
「元々のクセがあるから広がる・・・」と感じている方もいらっしゃいますが、それとは別に、
ダメージが蓄積されると、髪の広がりやパサつきが目立つようになります。意外とクセはそこまでないが、ダメージで広がっていることもあります。
リタッチを基本とすることで、余計なダメージを避け、広がりを抑えることができます。
5. 当店の取り組み
当店では、ヘアカラーの色味のもちが良いよう工夫してます。例えば、赤味を消すようなブルー系の色を中心に染めることをしたり、ブラウンの色味を調整します。
もちろん取り扱いのメーカー、色味の綺麗さやツヤ感にもこだわり、お客様のご要望に合わせて最適なヘアカラーを提案しております。
まとめ
正直、美容室に行ったら全体染めしたほうがお得と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ダメージを受けてしまったら綺麗な髪が台無し。。。
ヘアカラーは、ただ髪の色を変えるだけではなく、その後の髪の状態や手入れのしやすさも大切に考えるべき施術です。
リタッチ(根元染め)を基本とし、髪の健康を第一に考えることで、長く綺麗な髪色を楽しむことができます。
当店の場合、すべてのメニューがコースメニュー。リタッチであってもトリートメントもセットで行います。
何か疑問や不安があれば、どんどん当店まで相談してください。お客様の髪を最高の状態にするお手伝いをさせていただきます。