40代、縮毛矯正で気を付けた方がいいこと|美髪アンチエイジング専門店en森下店

2025/01/15 ブログ

40代~縮毛矯正を気を付けたほうがいい理由

 

縮毛矯正はうねりやクセ毛を解消し、ストレートな美しい髪を手に入れるための素晴らしい技術です。しかし、40代以降の方が縮毛矯正を行う際には、いくつかの注意点があります。今回は、40代以降に縮毛矯正を気を付けるべき理由について詳しくお話しします。

 

① 髪がダメージを受けやすい

40代を過ぎると、髪の内部構造が変化し、ダメージを受けやすくなるのが特徴です。加齢により、髪の水分量や油分が減少し、乾燥しやすくなります。その状態で縮毛矯正をかけると、薬剤や熱処理によるダメージがさらに深刻化する可能性があります。

特に、縮毛矯正の薬剤は髪のたんぱく質を一時的に柔らかくしてクセを伸ばしますが、これが加齢毛にとっては負担が大きいです。その結果、切れ毛や枝毛、髪のパサつきが進みやすくなります。

そのため、40代以降の方が縮毛矯正をする場合は、低刺激な薬剤やダメージを抑えた施術を選ぶことが重要です。

 

② 根元のボリュームが足りなくなる

年齢を重ねるとともに、髪のボリュームが減少しやすくなります。縮毛矯正をかけると、髪全体がストレートになりすぎるため、根元のボリューム感が失われることがあります。

特に40代以降は、髪のハリやコシが弱くなるため、ペタンとした髪型になりがちです。これにより、髪が薄く見えてしまうことや、年齢以上に老けた印象を与えてしまう可能性があります。

縮毛矯正をする場合は、全体をストレートにするのではなく、部分的に施術を行うなど工夫することで、自然なボリューム感を残すことができます。また、根元の立ち上がりを意識したブローやスタイリングも効果的です。

 

③ 伸びた部分と縮毛矯正をかけた部分の差が出る

縮毛矯正の効果は半永久的ですが、新しく伸びてきた髪には当然クセがあります。40代以降は、髪の成長スピードが遅くなる一方で、根元のクセが気になることが多くなります。これにより、伸びた部分と縮毛矯正をかけた部分の質感の違いが目立ちやすくなります。

そのため、定期的にリタッチ(根元部分だけ縮毛矯正をかける施術)が必要になりますが、この施術も繰り返すことで髪全体への負担が蓄積される恐れがあります。結果として、毛先が傷みやすくなり、全体のヘアスタイルのまとまりが悪くなってしまうことも。

この問題を解消するには、リタッチの頻度を減らすために、クセを目立たせにくいカットやスタイリングを取り入れるのも良い方法です。

 

縮毛矯正をする際のポイント

40代以降の方が縮毛矯正を検討する際は、以下のポイントに注意しましょう。

  • 低刺激な薬剤を選ぶ: ダメージを最小限に抑えられるものを選ぶ。
  • 部分矯正を検討する: 全体ではなく、前髪やフェイスラインなど必要な部分だけ施術する。
  • 信頼できるサロンで施術を受ける: 髪の状態を見極めてくれる経験豊富な美容師に相談する。
  • 施術後のケアをしっかり行う: ダメージ補修効果のあるトリートメントやホームケアを取り入れる。

 

まとめ

40代以降の髪は年齢とともに変化していきます。そのため、縮毛矯正を行う際には、髪の状態やボリューム感、新しく伸びた部分とのバランスを考慮することが非常に大切です。

縮毛矯正は髪を美しく見せるための強力な手段ですが、年齢や髪質に合わせた施術を選ぶことで、ダメージを最小限に抑えながら理想のヘアスタイルを楽しむことができます。気になる方はぜひ、一度信頼できる美容師に相談してみてください。