5月のヘアケアの注意点|美髪アンチエイジング専門店en森下店
5月の髪の毛の注意点と対策|春から初夏に向けた美髪ケア
今回は、5月の髪の毛に起こりやすいトラブルとその注意点についてご紹介します。
5月といえば、気候が一気に暖かくなり、日差しも強くなる季節です。GW(ゴールデンウィーク)で外出の機会も増えるため、髪や頭皮に思わぬ負担がかかることも。そんな時期だからこそ、正しいヘアケアと意識が重要になります。
1. 5月の髪と頭皮に起こりやすい3つの問題
① 紫外線ダメージの蓄積
実は5月は真夏並みに紫外線が強い季節。顔や肌と同様に、髪と頭皮も紫外線の影響を大きく受けます。
- 髪のキューティクルが破壊され、パサつきや枝毛の原因に
- 頭皮の乾燥や老化が進み、抜け毛や白髪のリスク増加
紫外線は“目に見えないダメージ”をじわじわ蓄積させるため、気付いたときにはかなり髪質が変わってしまっていることもあります。
② 湿気によるうねり・広がり
5月後半から湿度が上昇し始め、くせ毛や広がりが気になる時期に入ってきます。特に髪内部の水分バランスが崩れている方は、湿気によって髪がうねりやすくなります。
湿気による髪の乱れは、スタイリングの持ちが悪くなる原因にもなるため、朝の準備が大変に感じる方も増えます。
③ 皮脂分泌の増加と頭皮トラブル
気温が上昇する5月は、頭皮の皮脂分泌が活発になり、毛穴の詰まりや臭いが発生しやすくなります。
- シャンプーしてもベタつきが残る
- かゆみや赤みが出やすい
- フケが増える
このような症状は、頭皮の炎症や毛根の老化にもつながるため、放置はNGです。
2. 5月の髪トラブルを防ぐ具体的な対策
◎ 紫外線対策には「UVカットスプレー」+「帽子」
髪専用のUVカットスプレーを朝のスタイリング後にひと吹き。外出時には通気性のよい帽子をかぶることで紫外線を大幅にカットできます。
また、紫外線による老化(光老化)は、髪のアンチエイジングにとって最大の敵。日々の積み重ねが未来の髪質に直結します。
◎ 湿気対策には「髪質改善トリートメント」がおすすめ
うねりや広がりが気になる方には、サロンでの髪質改善トリートメントが効果的。髪の内部に栄養を届け、水分バランスを整えることで湿気に強い髪質に導きます。
ホームケアでは、シリコン過多の製品よりも、アミノ酸系の保湿重視のヘアケア製品が理想的です。
◎ 頭皮ケアは「炭酸シャンプー」+「頭皮マッサージ」
皮脂が気になる方には、週1~2回の炭酸シャンプーで毛穴汚れをしっかり除去。さらに、血行促進のマッサージを加えることで、健康的な頭皮環境をキープできます。
このような習慣が、将来的な抜け毛・白髪の予防につながります。
3. 5月の「美髪習慣」チェックリスト
以下のチェックリストに当てはまる方は、5月のうちに対策を始めておくと安心です。
- 外に出る機会が多く、帽子やUVケアをしていない
- 髪が広がりやすく、スタイリングが決まらない
- 頭皮のベタつきや臭いが気になる
- 最近、髪のパサつきが目立つようになった
- 頭皮のかゆみ・赤みが出やすい
1つでも当てはまるなら、今すぐ「髪のアンチエイジング習慣」を始めてみましょう。
まとめ|5月は“未来の髪”を守る分かれ道
5月の髪は、紫外線・湿気・皮脂という3つの大きな要素に影響されやすい時期です。だからこそ、ただ髪を洗って乾かすだけでなく、「今の髪」と「これからの髪」に向けたケアが重要です。
髪質改善やアンチエイジングケアは、1日で効果が出るものではなく、毎日の積み重ねです。
私自身も、お客様の髪の変化を日々観察しながら、最適なアドバイスと施術を心がけています。気になる方はぜひサロンでのカウンセリングもご活用ください。
こちらの動画でも、美髪づくりのヒントをご紹介しています。