髪の紫外線対策を詳しく紹介します|美髪アンチエイジング専門店en森下店
髪の紫外線対策|美髪を守る春夏のヘアケア術
今回は、紫外線が髪に与える影響と、その具体的な対策についてお話しします。
お肌の紫外線対策には気を配っている方も多いと思いますが、実は髪や頭皮も紫外線によって大きなダメージを受けていることをご存知でしょうか?
1. 髪と頭皮にとっての紫外線とは?
紫外線は3月頃から強まり、5月〜8月にかけてピークを迎えます。特にUV-Bは肌への炎症、UV-Aは細胞レベルの老化に関係します。
髪への影響
- キューティクルが破壊され、ツヤがなくなる
- 毛髪内部のたんぱく質が酸化し、切れ毛・枝毛が増える
- 水分保持力が低下し、パサついた髪質になる
頭皮への影響
- 皮脂の酸化によるニオイやかゆみ
- 乾燥・赤み・炎症の原因
- 毛母細胞の老化が進み、白髪・抜け毛が増える
つまり紫外線は、見た目だけでなく将来的な髪質にも大きな影響を与えるのです。
2. 髪の紫外線対策 3つの基本
① 紫外線カットスプレーを活用
髪専用のUVカットスプレーは、朝のスタイリング後に使用するのがベストです。帽子や日傘だけではカバーしきれない部分を守ってくれます。
POINT:ベタつきにくいスプレータイプを選ぶと、スタイリングを崩しません。
② 帽子やスカーフで直接ガード
外出が長時間になる日は、通気性が良く、つばの広い帽子を活用しましょう。夏はUVカット加工のあるものが理想です。
髪の根元や頭皮をしっかり守ることで、頭皮の老化=アンチエイジングケアにつながります。
③ 洗い流さないトリートメントで保護膜を
紫外線で乾燥した髪は、熱や摩擦にも弱くなっています。ドライヤー前にも熱で補修力があがるタイプの洗い流さないトリートメントも重要です。
3. 美髪を育てるインナーケアも忘れずに
外側のケアに加えて、内側からの栄養も美髪には欠かせません。
◎ 抗酸化作用のある栄養素
- ビタミンC(パプリカ・ブロッコリー・キウイ)
- ビタミンE(アボカド・ナッツ類・オリーブオイル)
- ポリフェノール(ブルーベリー・緑茶)
これらは紫外線による髪と頭皮の老化を抑える「アンチエイジング効果」が期待できます。
◎ タンパク質と亜鉛の補給も忘れずに
髪の主成分であるケラチンはタンパク質から作られます。良質なタンパク質(卵・魚・大豆)と、髪の成長に欠かせない亜鉛(牡蠣・牛肉・ナッツ類)も意識しましょう。
4. 美容師がおすすめする髪質改善アイテム
私がサロンで実際にお客様におすすめしているアイテムをご紹介します。
◆ UVカットスプレー
髪用の日焼け止め。スプレータイプで手軽に使え、頭皮にも使えるタイプが便利です。
◆ アミノ酸系シャンプー
紫外線で敏感になった頭皮に優しく、保湿力と洗浄力のバランスが取れています。
◆ 洗い流さないトリートメント
熱からも髪を守り、紫外線による乾燥とパサつきを防ぎます。
これらは、髪のダメージを防ぎながら髪質改善を促進し、毎日のヘアケアを楽にしてくれます。
5. 紫外線対策は1日でなく“習慣”がカギ
紫外線は毎日少しずつ髪と頭皮にダメージを与え続けています。だからこそ、日々のケアを積み重ねることが大切です。
髪のアンチエイジングは一朝一夕では成し得ませんが、早く始めた人ほど、5年後10年後の髪に大きな違いが出ます。
ぜひ、今日から「紫外線から髪を守る習慣」を始めてみてください。
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