「トリートメントは必要ない」という意見について
――当店がその考えに“半分賛成・半分反対”な理由――
最近、
「トリートメントは意味がない」
「トリートメントは必要ない」
こういった意見を目にすることが増えてきました。
結論からお伝えすると、当店の考えはこうです。
トリートメントは“誰にとっても必要”ではない。
でも、“必要な人には確実に必要”。
今回は、「トリートメントは必要ない」という意見を冷静に整理しながら、
当店が考える本当の役割をお伝えします。
なぜ「トリートメントは必要ない」と言われるのか
まず、この意見が出てくる理由は間違っていません。
トリートメントは、
・髪を治すものではない
・ダメージを元に戻すものではない
・一時的に手触りを良くするもの
これが事実だからです。
一度壊れた髪の内部構造は、
トリートメントで元通りにはなりません。
この点だけを見ると、
「じゃあ意味ないじゃん」
という意見が出るのも自然です。
それでもトリートメントが“必要な理由”
ここが重要です。
トリートメントは
「治すため」ではなく
「これ以上悪くしないため」
に存在しています。
具体的には、
・摩擦を減らす
・乾燥を防ぐ
・キューティクルのめくれを抑える
・絡まりを防止する
こうした役割を担っています。
つまりトリートメントは、
ダメージ予防のための道具です。
トリートメントが不要な人も確かにいる
当店は、
「全員にトリートメントが必要」とは考えていません。
例えば、
・カラーやパーマをしていない
・ショート〜ボブで毛先が新しい
・髪が太く体力がある
・日常的にダメージが少ない
こういった方の場合、
シャンプーと最低限の保湿だけで十分なケースもあります。
この意味では、
「トリートメントは必要ない」という意見は、
一部の人にとっては正しいのです。
トリートメントが必要になる人の特徴
一方で、明らかに必要なケースもあります。
・ヘアカラーをしている
・縮毛矯正やパーマをしている
・髪が細い、エイジング毛
・毛先が長く、数年分の履歴がある
・パサつき、絡まり、広がりが出やすい
こうした状態では、
トリートメントをしないことで、
・摩擦が増える
・切れ毛が増える
・まとまりが悪くなる
結果として、
髪の寿命を自分で縮めてしまうことになります。
問題は「やる・やらない」ではない
当店が一番伝えたいのはここです。
問題なのは、
トリートメントをするかしないかではなく、
合っているかどうか。
・重すぎるトリートメント
・今の髪に不要な成分
・毎回同じケアを惰性で続ける
これらは、
「トリートメントは意味ない」
と感じる原因になります。
合っていないトリートメントは、
やっても効果を感じにくいのです。
トリートメントは“万能”にしない
当店では、
トリートメントを過信しません。
・ダメージを帳消しにする
・何をしても大丈夫にする
そんな魔法のようなものではないからです。
だからこそ、
・ダメージを増やさない施術
・カラーや縮毛矯正のやり方
・日常の扱い方
これらを優先し、
最後の調整役としてトリートメントを使う
という立ち位置を大切にしています。
まとめ:トリートメントは「必要ない」ではなく「使いどころ」
「トリートメントは必要ない」という意見は、
一部では正しいです。
でもそれは、
・ダメージがほぼない人
・髪の体力が十分ある人
に限った話。
多くの方にとってトリートメントは、
✔ ダメージを防ぐ
✔ 扱いやすさを保つ
✔ 髪を長く楽しむ
ための必要なサポートです。
当店では、
「とりあえずトリートメント」
はおすすめしません。
本当に必要かどうか、
今の髪に合っているかどうか、
そこを一緒に見極めます。
もし今、
「トリートメントしてるけど効果が分からない」
そう感じているなら、
それは“不要”なのではなく、
“合っていない”だけかもしれません。
髪にとって意味のあるケアを、
必要な分だけ。
それが当店の考え方です。