補修系トリートメントとは?
補修系のトリートメントとは?
――「治す」ではなく「足りないものを補うケア」――
ヘアケアの話でよく出てくる
「補修系トリートメント」。
なんとなく良さそうだけど、実際はよく分からない…
という方も多いと思います。
結論からお伝えします。
補修系トリートメントとは、
傷んだ髪を元に戻すものではなく、
失われた成分を“一時的に補う”トリートメントです。
ここを誤解すると、
「やっても意味がない」
「逆に重くなった」
という結果になりやすいので、順番に説明します。
補修系=髪を治す、ではない
まず一番大切なこと。
補修系トリートメントで髪は治りません。
一度壊れた髪の内部構造
(タンパク質の結合やキューティクル)は
元通りには戻りません。
補修系トリートメントは、
・空洞になった部分を埋める
・失われた成分を入れる
・手触りと強度を一時的に補う
こうした応急処置的なケアです。
補修系トリートメントの主な成分
補修系と呼ばれるトリートメントには、
主に以下のような成分が使われています。
・加水分解ケラチン
・加水分解シルク
・コラーゲン
・アミノ酸
・CMC類似成分
これらは、
髪の主成分に近い素材です。
ダメージによってスカスカになった部分に入り込み、
一時的に「髪がしっかりしたように感じる」
状態をつくります。
補修系トリートメントの効果
補修系トリートメントを使うと、
✔ ハリ・コシが出たように感じる
✔ 指通りが良くなる
✔ パサつきが落ち着く
✔ 切れ毛が減ったように感じる
こうした変化が出やすいです。
特に、
・カラーや縮毛矯正をしている
・髪が細い
・エイジング毛
こういった方には、
必要な場面も多いトリートメントです。
注意点:使いすぎると逆効果
補修系トリートメントで一番多い失敗がこちら。
「良さそうだから毎日・大量に使う」
これをやると、
・髪が硬くなる
・ゴワつく
・乾きが悪くなる
・ツヤがなくなる
という状態になりやすいです。
補修成分は、
足りないから意味があるのであって、
入れすぎるとバランスが崩れます。
補修系が向いている人・向いていない人
向いている人
・ダメージ履歴が多い
・毛先がスカスカ
・髪が細く、切れやすい
・施術後のケアとして使いたい
向いていない人
・ダメージが少ない
・髪が太く硬い
・ベタつきやすい
・ペタンとなりやすい
こうした方は、
保湿系や軽めのケアの方が合う場合も多いです。
補修系とコーティング系の違い
よく混同されますが、役割が違います。
・補修系
→ 内側に近い部分を一時的に埋める
・コーティング系
→ 表面を覆って手触りを良くする
どちらが良い・悪いではなく、
髪の状態に合わせて使い分けることが大切です。
当店の考え方
当店では、補修系トリートメントを
「常用するもの」ではなく
「必要なタイミングで使うもの」
と考えています。
・施術後
・ダメージを感じた時期
・乾燥が強い時
こうしたタイミングで使い、
状態が落ち着いたら減らす。
これが、
髪を長く綺麗に保つコツです。
まとめ:補修系トリートメントとは
✔ 髪を治すものではない
✔ 失われた成分を一時的に補う
✔ ハリ・コシや手触りを整える
✔ 使いすぎは逆効果
✔ 必要な人・タイミングがある
補修系トリートメントは、
正しく使えば、とても頼れる存在です。
でも、
「何となく良さそう」で選ぶと、
逆に髪が扱いづらくなります。
もし今、
「補修系を使ってるけど合っているか分からない」
「髪が硬くなってきた気がする」
そんな時は、
一度立ち止まって見直すタイミングかもしれません。
当店では、
今の髪に本当に必要なケアだけを
正直にお伝えしています。