トリートメントが必要な髪の毛とは?
トリートメントが必要な髪の毛とは?
――全員に必要ではない。でも必要な人にはとても大切――
「トリートメントはした方がいいですか?」
美容師をしていると、本当によくいただく質問です。
結論からお伝えすると、
トリートメントは全員に必要なわけではありません。
しかし、
髪の状態によっては、トリートメントが非常に重要になることもあります。
今回は、どんな髪にトリートメントが必要なのか、当店の考え方をお話しします。
まず知っておきたいこと
トリートメントは、
傷んだ髪を元通りにするものではありません。
一度ダメージを受けた髪は、生き返ることはありません。
では、なぜトリートメントをするのか。
それは、
・乾燥を防ぐ
・摩擦を減らす
・手触りを整える
・これ以上ダメージを増やさない
ためです。
つまり、
トリートメントは「修復」ではなく「予防」と「保護」
が主な役割になります。
トリートメントが必要な髪① カラーをしている髪
最も分かりやすい例です。
ヘアカラーは、
・アルカリ
・過酸化水素
を使うため、どうしても髪に負担がかかります。
特に、
・白髪染め
・明るめのカラー
・繰り返しカラー
をしている方は、
髪の水分量が減りやすくなります。
この状態を放置すると、
・パサつき
・ツヤ不足
・広がり
につながります。
そのため、カラーをされている方は、基本的にトリートメントをおすすめしています。
トリートメントが必要な髪② 縮毛矯正をしている髪
縮毛矯正は、
美容室メニューの中でも特に負担の大きい施術です。
薬剤と熱を使って髪の形を変えるため、
どうしても水分保持力が低下しやすくなります。
その結果、
・乾燥
・硬さ
・毛先のパサつき
が出やすくなります。
縮毛矯正をされている方は、
保湿系トリートメントを中心に使うことで、
まとまりやすさが大きく変わります。
トリートメントが必要な髪③ エイジング毛
40代以降になると、
・髪が細くなる
・うねりが出る
・乾燥しやすくなる
という変化が起こりやすくなります。
これはダメージではなく、
髪そのものの性質が変化している状態です。
このような髪には、
補修よりも保湿を重視したトリートメントが有効なことが多いです。
特に、
「昔よりまとまらない」
と感じている方は、
トリートメントの見直しだけで扱いやすくなることもあります。
トリートメントが必要な髪④ 毛先が長い髪
髪は1ヶ月で約1cm伸びます。
肩下20cm以上の毛先は、
2年近く前に生えた髪ということになります。
その間に、
・紫外線
・摩擦
・ドライヤー
・ヘアカラー
などの影響を受け続けています。
そのため、
ロングヘアになるほどトリートメントの必要性は高くなります。
逆にトリートメントが不要な場合もある
例えば、
・カラーをしていない
・ショートヘア
・髪が太く健康
・乾燥しない
こうした方は、
毎日しっかりトリートメントをしなくても問題ないことがあります。
むしろ、
重たいトリートメントを使うことで、
・ペタッとする
・ベタつく
こともあります。
当店の考え方
当店では、
「とりあえずトリートメント」
はおすすめしていません。
大切なのは、
・今の髪の状態
・ダメージレベル
・年齢による変化
・ライフスタイル
を考慮して選ぶことです。
補修系が必要なのか。
保湿系が必要なのか。
そもそも今は必要ないのか。
ここを見極めることが重要だと考えています。
まとめ
トリートメントが必要な髪の特徴は、
✔ カラーをしている
✔ 縮毛矯正をしている
✔ エイジング毛になってきた
✔ ロングヘアである
✔ 乾燥や広がりが気になる
こういった状態です。
一方で、
健康な髪には必ずしも必要ではありません。
トリートメントは、
高いものを使うことよりも、自分の髪に合ったものを使うこと。
これが何より大切です。
当店では、お客様一人ひとりの髪質や状態に合わせて、
「本当に必要なケア」
をお伝えしています。
もし今、
「何を使えばいいか分からない」
という方は、ぜひお気軽にご相談ください。